撥水のニットスニーカーは軽量で歩きやすい！撥水と防水の違いやメリットについて

レインブーツなど防水性のあるシューズは、水が内部に侵入するのを防ぐことができるので、雨の日の外出などにぴったりです。しかし、防水のアイテムに使われる素材は重いものが多く、雨の日の外出は足が疲れてしまうこともあります。雨の日は傘をさして移動するので、手がふさがる上に歩きにくい靴ではストレスがたまってしまいます。

そこでおすすめなのが、雨をはじいてくれるのに軽量で歩きやすい、撥水性のニットスニーカーです。撥水性は防水性とは少しちがう仕組みで雨を防ぐことができるものですが、様々な特徴やメリットがあります。今回は、撥水性のあるニットスニーカーについて紹介して行きます。どんなところが魅力なのかということにも触れていくので、ぜひチェックしてみてください。

レイングッズ売り場に行くと、「撥水」と書いているものと「防水」と書かれているものがあります。これらの違いをよくわからずに商品を選んでいるという人も多いのではないでしょうか？「撥水」と「防水」は似て非なるもので、使用シーンによって適したものが変わってくるのです。

まず、「防水」アイテムについてですが、これは塩化ビニルや合成ゴムといったつるつるとしていて密度の高い素材を使用しているのがポイントです。そのため、水を内側に通しにくい性質があります。また、隙間が空いていないので大雨の日でもしっかりと浸水を抑えることができるのです。

素材自体が水を通しにくい素材で作られているものが一般的ですが、生地の隙間に合成ゴムや合成樹脂を塗っているものもあります。ただ、防水アイテムの弱点は、密度が高いことによる通気性の悪さです。夏場などは汗で蒸れてしまうこともあるので、注意が必要です。

一方の「撥水」アイテムは、シリコンやフッ素などの素材で表面をコーティングしているものをさします。コーティングによって水が玉状になって滑り落ちるので、中に浸透してしにくい設計になっているのです。

コーティングしているだけなので、霧雨や大量の雨の場合は生地の隙間から水が入ってしまうこともありますが、適度な隙間があるので通気性が良く、布素材を使ったものが多いので軽量で歩きやすいのが大きなメリットです。コーティングは使っていくうちにはがれてしまいますが、撥水コーティング剤などを塗ればまた機能は復活します。

「撥水」シューズを使うことで得られるメリットは、軽量で歩きやすいことだけではありません。蒸れにくい設計になっているので、夏場などの汗をかきやすい時期にも快適に着用することが可能です。特にビジネス上の商談などを行う場合は、清潔感が命なので、足の蒸れが気になることもあるでしょう。撥水アイテムなら雨の日の商談などでも足の蒸れのにおいを気にすることなく集中して行うことができます。

また、防水アイテムはゴムの素材を使っているので、どうしてもデザインがシンプルなものばかりになってしまいがちです。一方撥水アイテムは、通常の生地にコーティングをしているだけなので、デザインの幅が広いのが大きな魅力でもあります。普段はファッションアイテムとしておしゃれを楽しみながら、急な雨が降ってきたときにも慌てずに対応することができるのです。

KEiKAでは、株式会社エヌエスブレーン様に加工をお願いしています。独自の技術を採用しており、水だけでなく油分を防ぐことができる上に、汚れがつきにくい設計になっているのも嬉しいポイントです。

ニットスニーカーは、その名の通りニット素材を使用しているので、靴下のように楽に快適に履くことができます。雨の日でも足元が重くならないので、軽量で歩きやすいです。伸縮性もあるので足にフィットしやすく、履き心地を評価している人もたくさんいます。

KEiKAで採用している毛混ニットのナノ加工という技術は、エヌエスブレーン様が世界初で成功させた技術で、熱を加えると撥水効果が持続するというものです。汚れもつきにくいので、手入れの手間もかかりません。

撥水のニットスニーカーは雨の日も快適に履くことができる次世代型のレインシューズです。素材は通気性も良いので、蒸れなどの不快感を覚えることなく着用できるのが大きな魅力であり、人気が高まっています。

撥水性のシューズなので水を完全に防ぎきることはできませんが、それでもそこまで大雨じゃない場合には十分に役立てることができます。撥水性のあるニットスニーカーを履いて、雨の日のお出かけを思い切り楽しみましょう。